ニノが小学4年生のとき、幼なじみのモモが「もし会えなくなっても いつかお前の歌を目印にして会えたらいいよな」という言葉を残し、家族とともに姿を消してしまった。ニノはショックを受け、感情が高ぶると叫ぶようになり、マスクを手放せなくなった。小学5年生のある日、ニノは海なら気兼ねなく叫べると考えて海岸へ行き、砂浜に曲を書く「ユズ」と出会う。それから毎週水曜にはユズが曲の続きを書き、ニノが歌うという日々が続くが、ユズもまたニノの前から姿を消す。
高校1年生になり、ニノとモモ、そしてユズは運命的な再会を果たし、かつて叶わなかった一方通行の恋の続きが始まる。
有栖川仁乃(ニノ)：早見沙織
杠花奏(ユズ)：山下大輝
榊桃(モモ)：内山昂輝
